オープンワークが大阪拠点開設。求人サービス企業だったと痛感。

2025年1月6日、オープンワーク(5139)は大阪拠点を開設したというIRを出した。

→ 大阪拠点を開設しました

「OpenWork リクルーティング」を通じた、関西圏の企業の採用支援のためだという。要するに、営業のため。

ここで痛感したのは、やはりオープンワークも普通の求人サイトと同じように、営業攻勢で求人掲載企業を獲得していくしかないんだなと。

古くはリクルートもそうだし、最近ならワンキャリアの猛烈な社員数の増加が思い出された。

求人掲載を得るために、片っ端から電話攻勢をかけて、興味を示した企業に出向いて、契約獲得につなげる。

よく考えれば、この業界にいる以上、当たり前に必要なことなのだが、オープンワークはもっとスマートなイメージがあったので、「やっぱりそうか」と痛感。

今まで、事業内容が「社員口コミサイトOpenWorkの運営」ということで、少数精鋭のネット企業といったイメージがあった。やはり「求人サービス企業」なんだなと。

少ない数のIT技術者がプラットフォームを作って、そこからドカドカ利益が入ってくるようにはいかない。

ネットのプラットフォーマーではなく、求人サービス企業という括りになると、比較する業界のPERが10倍前後と厳しくなるなあ。

上記IRには、大阪エリアでテレビCMを流したという。知名度をテレビCMで上げるのと同時に営業攻勢。

理にかなっているけど、広告コスト、営業コストなどが嵩むだろうから、しばらくは投資時期となる。

ワンキャリアのようにコスト急増をはるかに凌駕する売上増を達成できるか、今後の業績動向が見もの。

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