ジンズホールディングス(3046)は、前月の月次売上を発表。
→ 2024 年 12 月度(2025 年8月期)月次売上状況(速報)等について
12月の全店売上高(前年同月比)は、28.4%増。既存店は、24.4%増。
3割近い売上増で、まさに絶好調。
理由として考えられるのは、レンズのオプション値上げ、インバウンド需要などがある。
ネットでも、ジンズ店舗の混雑ぶりや視力測定の待ち時間が長いことを伝える書き込みを見かける。
不思議なのは、眼鏡市場の停滞。もともとジンズより高価格だったが、最近はジンズが値上げした影響でさほどの価格差はない。なぜ、眼鏡市場ではなくジンズが選ばれているのか、理由がわからない。
また、zoffやオンデーズなどが攻勢をかけている中で、ジンズが好調なのも不思議だ。もともとジンズと同じ価格帯だったが、ジンズの値上げ傾向があって、むしろzoffやオンデーズは割安感があるのだが。
ジンズが飛躍したきっかけとして、ブルーライトカットレンズがある。他のチェーンでも、ジンズの特許を回避する形でブルーライトカットレンズを出しているが、消費者にとっては最初に開発したジンズの品質は良さそうだというブランドイメージにつながっている。
ジンズが好調の理由はひとつではないのだと思う。フレームの品質と量と価格、レンズの品質と価格、オプションレンズの豊富さ、店舗接客など、あらゆる要素が複合的にからんでジンズが選ばれている。
こうなるとジンズの好調は当分続くと思われる。
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