3046ジンズ:24年8月期決算発表

先月、ジンズは24年8月期決算発表があって、前期は大幅な増収増益。

今期25年8月期の予想は、売上、営業利益ともに8%程度の一桁成長。月次動向からみると、おそらく保守的に予想しているので、今期も二桁成長に乗せると思われる。

株価は、決算発表後に6000円台に乗せて横ばい。相場全体が大きく崩れないかぎり、上昇トレンドは崩れないと思われる。

ジンズは、中国事業と米国事業が約10億円の赤字で、台湾事業の黒字で相殺。ということで、前期の海外事業はほぼプラマイゼロ。

ということは、中国と米国が黒字に乗せてくると、海外事業は20億円程度の営業利益が出る。つまり、国内事業だけの今の営業利益に20億円が上乗せされる。今期は無理でも来期26年8月期はいけるのでは?

国内の月次は売上が二桁成長しているし、国内店舗の出店は今期計画は多め。

最善のシナリオとしては、今期の営業利益100億、来期の営業利益140億円。こうなると、1年後の株価は9000円を越えて上場来高値を達成するはず。あまりに楽観が過ぎる?

月次で国内売上をチェックして、四半期決算で海外業績をチェックして、問題がなければ上昇基調が続くとみて押し目買いを検討する。

懸念事項として、Zoff、オンデーズ、眼鏡市場など、メガネチェーンの競争激化。とくに、価格帯や店舗経営のコンセプトが似通ったZoffの成長によっては利益を削られることになりそう。

ただし、両社ともに、街の昔ながらのメガネ店とか、高価格帯のメガネ店から客を奪い続けて、しばらく成長が続くと思う。

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